久しぶりにブログを更新しようと思い立ってみたが、特筆するようなことは別にないので適当に書く。

今日の朝ワールドカップ日本対ギリシャ戦をテレビで見ていたが、待てど暮らせど一向にゴールが決まらずもやもやしたまま試合が終わってしまった。選手が日々積み重ねている鍛錬や苦悩というのは、こうやってテレビの前で都合のいいときだけ応援して後は見向きもしないような人間に分かるはずも無いし、その姿勢が賞賛に値するのは論を待たないが、クソつまらん試合であったのもまた間違いない。聞けばこれから日本が決勝リーグへ進出する為にはなかなかハードな条件をクリアしなきゃならないらしい。健闘を祈る。

ネットで有名なフリーゲーム「青鬼」が実写化するというので予告編を見てみたが、これじゃない感が半端ない。原作の青鬼には空虚さとか無邪気さとかある種「白痴っぽい」部分があり、何を考えているのかが本質的に理解できない感じが恐ろしさを助長していたのに、これは完全に悪意や怒りを持っている。青鬼の胸中を理解できてしまうじゃないか。不気味なものとは、そのおおよそを人間の範疇では想像できない論理的破綻からくる。だからそこに「人を襲う」という点において悪意や怒りといった「理解できてしまう」理由づけをしちゃいけない。青鬼は不気味であり聖性を帯びなきゃいけないのにこれじゃただの凶暴なモンスターだ。

同年代の友達と飲みにいったりすると、その生活の多様さに驚くことが多い。会社でこき使われてるやつ、フリーターでモラトリアム継続中のやつ、早々に子供を作り育児に追われているやつ。ネットなんて全く見ないやつ、日々アニメばっかり見てるやつ。昔は皆大体同じことで一喜一憂していた筈なのに。時間の流れと共に人間もまた流動するものである、人間は川のようなものであると誰かが言っていたのを思い出した。

ここまで書いて思い出したが、最近までグッズのデザインをしていたんだった。TシャツやiPhoneケースは前から一度作ってみたかったので絵を描いてる間は凄く楽しかったが、何ぶん初めてのことだったので受け入れられるかどうか不安もあった。蓋を開けば割と好感触だったので一安心。また作りたい。

夏が近い。