『秒速5センチメートル』主題歌、米津玄師「1991」のミュージックビデオが本日公開となりました。
『秒速5センチメートル』の奥山由之監督が手がけた本作は、米津玄師の独唱ともいうべき、ひとりきりのリップシーンで構成されたミュージックビデオ。桜と雪がひらりひらり舞い落ちる幻想的なMVとなっています。
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奥山由之監督 コメント
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完成した『秒速5センチメートル』を観た米津さんが言ってくれた「まるで自分のためだけに作られた映画のように感じた」という言葉が、個人的であるが故に普遍的であることを目指したこの作品の全てであるように感じました。
そして、米津さんが自身の半生と『秒速5センチメートル』の主人公・貴樹の半生を重ね合わせ、たった1人で作り上げたこの楽曲のMVは、ポートレイト(肖像画)のような映像にしたいと思いました。
大切な人との出会いや別れを通して、気がつけば少しずつ未来が開けていくような、閉ざしていた世界が広がっていくような、そんな感情を画角の変化に込めたので、ぜひ叫びにも似た多幸感をMVと共に感じていただけましたら幸いです。